次世代のまちづくり「団地の未来プロジェクト」によって神奈川県横浜市の洋光台団地の一角にUR賃貸の新築物件が建設中。この「団地の再生」は建築家の隈研吾氏や佐藤可士和氏が中心となるプロジェクト。隈研吾氏はご存知の通り2020年の東京オリンピックの新国立競技場の設計やUR賃貸では旧公団の最後のビックプロジェクトである「東雲キャナルコートCODAN」の3街区を設計している。少子高齢化やコロナ禍の中で生活スタイルの変化していく中で今までのザ団地からどのようなまちに変化していくのか注目。期待大。
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応募方法は?
UR賃貸の新築物件は基本的には抽選募集となる。今回の洋光台北団地 1-11号棟についても抽選募集。抽選後に埋まらない部屋が発生した場合、先着順募集になるケースもあるが気に入った間取りがある場合には積極的にエントリーすることをおススメする。
間取り、間取り図
洋光台北団地 1-11号棟の間取り図。一例をご紹介。
1K-33㎡タイプ
1DK-35㎡タイプ
2DK-49㎡タイプ
2LDK-64㎡タイプ
UR賃貸サイトでバーチャルモデルルームが用意されているので興味があれば確認しよう。
募集時期・入居開始時期
募集時期
2021年(令和3年)1月29日(金)~2月2日(火)
入居開始時期
奇数・偶数階でことなる。
奇数階 2021年(令和3年)3月26日(金) 偶数階 2021年(令和3年)4月2日(金)
募集から入居までの流れ
申込受付期間中に、郵送もしくはwebからの方法で申込できる。パンフレットはURの主要営業所で配布される。申し込み後は、抽選結果が当選となると資格確認書類を提出することになる。その後内覧会もあるので安心。後は契約、入居説明会、引っ越しと流れ通りに進めるだけ。
近年、UR賃貸の新築募集は現地モデルルームがあり現地を見てから応募することが主流だった。今回は現地案内も現地モデルルームも開設されない。これもコロナ感染対策か。その分ウェブサイトは充実していてバーチャルで事前確認できるので手間をかけずにイメージし応募できるメリットがある。ウェブをよく使う層には良いと思う。しかしウェブを使っていない層にはどうだろうか?ただこれからの時代、こういった部屋探しが主流となるだろう。むしろ契約も電子化、内覧も鍵は遠隔操作で不動産屋のスタッフと接触せずに入居できる方法もすでに民間賃貸では広がってきている。いずれUR賃貸もこうなるのか。
物件概要
物件名 | 洋光台北団地 1-11号棟 |
---|---|
住所・所在地 | 神奈川県横浜市磯子区洋光台2丁目1番地 |
間取り | 1K〜2LDK |
広さ・面積 | 28㎡台-64㎡台 |
家賃 | 68,000円台~137,000円台(予定) |
交通・アクセス | JR京浜東北・根岸線「洋光台」駅 徒歩11分 |
建物構造 | 鉄筋コンクリート造10階建て |
共益費 | 5,000円(全戸共通・予定) |
募集戸数 | 51戸(予定) |
駐車場 |
出典:UR賃貸住宅
抽選倍率・抽選結果
募集が終わり2021年(令和3年2月2日16:00時点)のお申込み状況が分かった。1K28㎡607号室のタイプが24件のお申込みがあり一番の人気。続いて1DK35㎡704号室が23件、ファミリータイプ2LDK64㎡901号室が21件の申し込み状況。今回は比較的人気だったと言える。というのも過去この規模の募集は部屋によってはエントリーのない部屋がある。しかし今回は1タイプを除きその他は複数の募集があった。建築家の隈研吾氏や佐藤可士和氏で認知もあるし建築関連が好きな学生(これから新社会人)やファンならたまらないか。
2021年2月16日に行われた抽選結果(当選番号・補欠番号)は以下の通り。
・抽選結果
出典:UR都市機構サイト
入居時期が2021年3月下旬から4月上旬予定となり一般的な引っ越し需要である3月末を跨いでいる。時期すべて2021年3月下旬に調整できれば希望者も増えるんじゃないかな。ただ規模から一斉引っ越しは時期的にもセキュリティーの観点からも難しいか。引っ越し時期が気にならないのであればエントリーしてみてはいかがだろうか。